新しい在胎期間別出生時体格標準値の計算ファイル
日本小児科学会新生児委員会報告として「新しい在胎期間別出生時体格標準値の導入について」(日本小児科学会雑誌 114巻 11 号 1771~1806(2010年))が発表され、その標準値の使用が推奨されています。その標準値はLMS法により作成されたもので、プログラム(関数)を組めばパーセンタイル値およびSDスコアを自動的に計算させることが可能です。
そこで今回、日本成長学会・日本小児内分泌学会合同標準値委員会と日本未熟児新生児学会の共同制作により、Excelファイルを作成しました。上記ExcelファイルにはLMS値を組み込んでおり、必要な情報を入力すればその値を参照して日齢ごとに身長、体重、頭囲のパーセンタイル値とSDスコアを計算できます。合わせてフォローアップ用としてBMI、BMIパーセンタイル、BMI-SDスコア、身長SDスコア、肥満度とIGF-IパーセンタイルとIGF-I-SDスコアを表示させるシートを作成しました。
なお、本ファイルは、Microsoft Excel 2007, 2010 (Windows 7)、Microsoft Excel 2010 (Windows 8)、Microsoft Excel 2002(Windows XP)、Microsoft Excel 2004 for Mac(Mac OS X)での動作を確認しています。また、ファイルの改変は禁止です。さらに、バグ等が発見された場合にはその都度、ファイルを更新します。ファイル名の後ろ2文字はバージョン(version)を表していますので、ホームページを確認して常に最新のものをお使いください。
文献等に引用する場合はそれぞれの投稿規定に従いますが、基本的にはダウンロードしたホームページのURLとダウンロードあるいはアクセスした日付を記述してください。
本ファイルに関するお問い合わせは、日本小児内分泌学会事務局までお送りください。